ギター

ギター紹介Vol.4 〜2020年モデルが出たのであえて旧型を紹介 Gibson Kazuyoshi Saito J-45 斉藤和義モデル〜

ども。

ずっとエレキばかり紹介してきましたが、実はアコギも持ってるので紹介します。

Gibson Acoustic Kazuyoshi Saito J-45 2013

つい先日2020年モデルが発売されましたが、こちらは旧型の2013年モデルです。

ぱっと見は60年代のエボニーカラーのJ45を再現したモデルのようですが、実は色んなところに斉藤和義さんのこだわりがこめられています。

まず1番の特徴は、ネックの太さです。

歴史上、エボニーカラーのJ-45が存在したのは1960年代後半のわずかな期間なのですが、その頃のJ-45のネックは「ナローネック」というナット幅の狭い細めのネックです。

ですがこのモデルでは、斉藤さんの所有する1934年のL-00、1947年のJ-50を参考にデザインされた極太ネックが採用されています。

これが個人的にすごく好みで、斉藤さんの熱烈なファンというわけでもないのに購入してしまいました。

中古でしたが、人気の希少モデルということもあり30万越えでした\(^o^)/

あと黒の見た目もすごく気に入っています。

この黒の塗装にも実は特別な仕様が採用されていて、黒の着色層が水研ぎ無しの一層吹きのため、深みのある黒になっています。

どういうことかというと、一般的にギターの塗装は塗料をスプレーで吹き付けて行うのですが、その際に塗料が細かい粒子状に塗装面に付着するため、細かい凸凹ができるんです。

普通は塗料を吹き重ね、十分に着色層の厚みを作ってから表面を研磨(その際に水研ぎで仕上げる)して平らにし、最後にクリア(透明な塗料)を吹いてまた研磨して仕上げます。

この工程のうち、着色層の研磨をあえて行わないことで、着色の塗装が1回吹きで済み、塗膜を薄くすることができます。

そして凸凹を埋めるようにクリアを重ねるので、着色層とクリア層の間に黒とクリアの入り組んだ層ができるため、深みのある黒になるというわけです。

さらにマニアックなところでは、ピックガードが一見するとネジ止めされているように見えます。

これは斉藤さん所有の1968年製のJ-45(通称1号機)がネジ止めピックガードを採用していて、それを再現しているからです。

ですがこの仕様はトップ材に悪影響を与える可能性があるといことでギブソンも早々に廃止してしまいました。

なのでこのモデルでは、見た目は1号機を再現しつつ、トップ材への影響は抑えようということで、ネジの頭だけをピックガードに埋め込むというなんとも手の込んだことをしています。

ピックガード自体の色合いも、経年で黄色味がかった様子を再現していて、渋いです。

トラスロッドカバーには「Kazuyoshi Saito MODEL」の文字。

肝心の音ですが、すごくいいです。

まあ、なんというか、とにかくいいです。

2020年モデルでは極太ネックが廃止されてしまったのが残念ですが、トップ材にサーマリーエイジド加工とかいう特殊な乾燥工程を導入するなど、さらなるこだわりの仕様となっているようです。

200本限定ですので、気になる方は是非チェックしてみてください。

ほなまた。